IEC 62368-1 ed. 4は、11月上旬のTC108（IEC 62368規格を担当するIEC技術委員会）会議で取り扱われ、規格発行の見通しは来年前半となっています。
そのため、CENELEC技術委員会は、EN IEC 62368-1 ed.3の失効日を2023年1月6日から2024年7月6日まで延長することを正式に決定した。
EN IEC 62368-1 ed.3の廃止日(失効日)は、当初2023年1月6日であり、EN IEC 62368-1 ed.2も同時に廃止される**ということです。 第3版は公式ジャーナルに掲載されておらず、第2版が廃止されれば、オフィシャルジャーナルに引用される版数の規格は存在しないことになります。これにより、製造業者は低電圧指令（LVD）に基づくCEマーキングのための文書に、別途リスク分析を提供する必要があることになります。
そのため、多くの方が、EN IEC 62368-1 ed. 3 を飛ばし、EN IEC 62368-1 ed. 4が承認され、第2版に代わって官報に掲載されることを期待しています。第4版は整合規格となることが期待されています。
TC108X（欧州版委員会）は9月に第3版の失効日を18ヶ月延期することを決議し、CENELEC技術委員会も先日の会合で正式に決定しました。
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*正式名称は「CDV（Committee Draft for Vote）」
**CENELECにおいて、ある規格の版にDOWの日付が設定された場合、それは文字通り、その規格の先行版が撤回されることを意味します。